こんにちは、わみです!
今回は、
- 資格の1つで行政書士って聞いたけど、行政書士って何?
- 行政書士試験受験のメリットって?
こんな疑問を抱いている方に、行政書士について説明していきたいと思います!
なお、実際に自分も行政書士試験に合格しており、現在、行政書士登録の手続を進めているところです
行政書士とは
まず行政書士について説明します
行政書士とはざっくり、試験合格等、一定の資格を有した上で、行政書士会の名簿に登録されている国家資格者のこと…ですが、
知りたいのは定義というよりどんなことをする人か、という点ですよね
行政書士は、法的知識をもとに、行政手続や契約などに関する書面の作成や代理、相談等を行う専門家であり、
「身近な街の法律家」と呼ばれることもあります
上記のとおり、行政書士は国家資格であり、行政書士でなければできない仕事(独占業務)があります
そして、行政書士に登録するためには、
- 行政書士試験に合格する(試験は11月第2日曜日の年1回)
- 弁護士・税理士等になる資格を有している
- 公務員等として一定の経験を有している
のいずれかを満たしている必要があります
未成年者は行政書士になることはできませんが、行政書士試験に受験資格はなく、合格の効力に期限もないので、
学生のうちに受験して、登録は留保しておくということも可能です
(なお、行政書士とよく間違えられる資格として司法書士(登記等の専門家)がありますが、行政書士とは別物であり、また、弁護士等と違って司法書士の資格を持っていてもそれだけで行政書士の登録を受けることはできません)
メリット
ここからは行政書士試験受験のメリットを説明していきます
メリットとしては
- 行政書士になることができる
- 就活に役立つ
- 他の資格取得に役立つ
- 自分の生活に役立つ
ということが挙げられます
それぞれ見ていきましょう
行政書士になることができる
なんといっても最大のメリットはこれだと思います
上でも説明したとおり、行政書士は独占業務を有する国家資格です
どこかの行政書士事務所で働くこともできますし、一国一城の主として独立して働いている人もいます
就活に役立つ
行政書士としての就活にしか役立たないと思われる方もいるかもしれませんが、
必ずしもそうではありません(もちろん、どの程度評価されるかは企業によりけりではありますが)
まず、行政手続や契約等の法的知識を身につけた証明になるからです
行政書士試験合格のために身につく法的知識(行政手続や契約等)はどんな企業にも関係してきます
外部の士業の方に任せている企業もあるかもしれませんが、そうであっても、その人とやりとりをする内部の人はいますし、
その人が法的知識を有しているに越したことはありません
また、学生さんにとっては何かを成し遂げたことの具体的な成果の一つとしてアピールすることも可能です
学生生活において勉強や部活動、サークル活動、アルバイトなどに力を入れたとしても、対外的に証明のできる実績というのはなかなか少ないような気がします
もちろんありはしますし、本気で力を入れたことであれば語り方から伝わるかもしれませんが、
やはりモノとして残るというのは大きいと思います(口下手でも伝えやすいですしね)
他の資格取得に役立つ
前提として、行政書士試験は決して簡単な試験ではありません、が、
司法試験(裁判官・検察官・弁護士になるための試験)や司法書士試験など、より難関とされる資格試験があることは事実です
それらの難関試験で問われる知識(法的知識)が重なっているため、
足掛かりとしてまず行政書士試験合格を目指し、成功体験を積むというのは現実的な戦略としてアリだと思います
また、試験の難易度はさておき、公認会計士・税理士・公務員・宅建・FPなど多くの試験とも問われる知識に重なりがある(特に公務員試験)ので、
それらの試験合格の一助となります
自分の生活に役立つ
このメリットは法律の勉強をしていない人はあまりピンと来ないかもしれません
行政書士試験に挑戦することで、生活に密着する法律(特に民法)の知識を身につけることができます
普段法律に関わる生活なんてしてないよ?と思う人もいるかもしれませんが、法律と関わりなく生活している人はいません
例えば、民法は契約(例:売買や賃貸借)、不法行為(例:交通事故)、相続などを定めている法律です
(挙げたのはイメージしやすいごく一部の例で、ほかにもたくさん生活に密接している事項を法律として定めています)
普段の生活の上で何気なく行っている行動のルールを知って立ち回ることができるようになるということですね
このように、行政書士試験の勉強をするだけで、自分の生活に役立てることができるのです
まとめ
それでは今回のまとめに行きたいと思います!
今回は、行政書士とは何か・受験のメリットとは、について説明しました
行政書士とは
- 行政書士=行政手続や契約などに関する書面の作成や代理、相談等を行う専門家(「身近な街の法律家」)
- 行政書士は国家資格であり、行政書士でなければできない仕事(独占業務)がある
- 行政書士試験合格の効力に期限はない→学生のうちに受験しても大丈夫
メリット
1.行政書士になることができる
- 独占業務をもつ専門家になれる
- 独立して働いている人もいる
2.就活に役立つ
- 法的知識を身につけた証明になる
- 何かを成し遂げたことの具体的な成果の一つ(形に残るモノ)になる
3.他の資格取得に役立つ
- 多くの試験と問われる知識に重なりがある
- 難関試験に向けての成功体験となる
4.自分の生活に役立つ
- 生活に密着する法律の知識を身につけられる
以上です!
行政書士や行政書士試験に興味のある方に、すこしでも理解を深めていただけたなら幸いです
わみでした!
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